日本男子ソフトボールリーグでダイワアクトが優勝しました
第45回日本男子ソフトボールリーグは13日、栃木県総合運動公園で準決勝と決勝が行われ、ダイワアクト(佐賀市・西日本リーグ3位)が決勝で大阪桃次郎(大阪・同2位)を4-1で下し、3年ぶり4度目の優勝を飾った。
ダイワアクトは準決勝で西日本リーグ1位の平林金属を8-0と圧倒。決勝では1点を追う五回、7番ニコラス・ノートンがエンタイトル二塁打と捕逸で三塁に進むと、続く田中亮多の右前打と福井庸祐の2点本塁打で逆転。
七回には福井のソロ本塁打で追加点を挙げた。主戦のアンドリュー・カークパトリックは初回にソロ本塁打を打たれた後は、安定した投球で後続を封じた。アンドリューは攻守にわたる活躍で、最高殊勲選手賞に選ばれた。
〈大舞台で攻守かみ合う〉
○…ダイワアクトが3年ぶりに日本一を奪還した。自らも長打で活躍した田中亮多選手兼監督は「打撃が好調だったし、アンドリューも毎試合よく抑えてくれた」と、大舞台で力を見せたチームをたたえた。
東西のリーグ上位4チームで争う決勝トーナメントは、東日本勢が1回戦ですべて敗退。ダイワアクトは準決勝で西日本1位の平林金属を、狙い球を絞った3本塁打で8得点と圧倒すると、決勝の大阪桃次郎戦もアンドリューの好投と福井の2本塁打など攻守の歯車がかみ合い、危なげない試合運びでものにした。
前回の優勝からメンバーが6人入れ替わり「若手が増えたのでこれからが楽しみ」と田中監督。「今季はアンドリューに頼り切っていたところもあるので、もっと点を取れるようにしたい」と来季を見据えた。
▽準決勝
平林金属 0000000─0
010115×─8
ダイワアクト
(平)松田-平本
(ダ)アンドリュー-ニコラス
▽本塁打 ニコラス、権堂、古川(ダ)
▽二塁打 田中亮
▽決勝
ダイワアクト
0000301─4
大阪桃次郎 1000000─1
(ダ)アンドリュー-ニコラス
(大)岡崎-西里
▽本塁打 福井2(ダ)ヘイル(大)
▽二塁打 ニコラス(ダ)植田(大)